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Crodaは持続可能な開発のための経済人会議(WBCSD)に参画

ジュネーブ、2022年10月10日:スマートサイエンスを駆使し、生活を向上させる高機能原料とソリューションを提供するCroda International Plcは本日、持続可能な開発のための経済人会議(WBCSD)の最新メンバーとして、持続可能な開発に取り組む世界のトップ企業200社に参画しました。

Crodaは、世界各地に5,500名を超える社員を擁し、世界中の企業と消費者に信頼される特殊化学品及び原料を開発、製造、販売しています。昨年、SDGsが掲げる温暖化に関する1.5度目標に沿ってCrodaが掲げる二酸化炭素排出量低減のための科学に基づく目標値が全面的に検証され、当社はWorld Sustainability AwardsでBusiness of the Yearに選ばれました。

WBCSDに参画しているCrodaは、2030年までにネットネイチャーポジティブになることを目指しています。Crodaは、現在約束している持続可能性に関するコミットメント「Climate Land and People Positive(気候、土地、人にプラスの影響を与える)」に加え、自然資本を保全・回復して全ての人の健康、ウェルビーイング、繁栄を支えるネットネイチャーポジティブな未来を達成するよう努めます。Crodaの目指すネットネイチャーポジティブは、サプライチェーンにおける自然生態系の保全と回復に注力し、事業活動による水質汚染の影響を最小限に抑え、持続可能で再生可能な農業を加速させることで達成されると考えています。

革新的な原料を提供する最も持続可能性に優れたサプライヤーとなり、2030年までに「Climate Land and People Positive(気候、土地、人にプラスの影響を与える)」を実現したいというCrodaの目標は、2050年までに90億を超える人々がプラネタリー・バウンダリー(地球の限界)内で豊かに生きられる世界を目指す、WBCSDの「ビジョン2050:大変革の時」によく合致したものです。

Crodaのグループ最高責任者、Steve Footsは次のように話しています。「我々はWBCSDに参画したことを嬉しく思っています。知識を共有して協働し、プラスの影響力をさらに発揮することは、ネットゼロ(温室効果ガスの排出量が正味ゼロ)の、ネイチャーポジティブ(自然資本が回復・再生された状態)な、より公平な未来の実現に必要なシステムの変革を加速させる上で不可欠です。同時に弊社は、我々みんなの将来の健康、ウェルビーイング、繁栄に不可欠な、ネットネイチャーポジティブな未来に向けた取り組みも行っています。

「Crodaでは、2年前に発表した持続可能性に関するコミットメントを戦略の中心に据えており、お客様がそれぞれの持続可能な目標と社会全体の持続可能な目標を達成できるよう、弊社ならではのソリューションを提供することに誇りを持っております。WBCSDの世界的な影響力を通じて、我々は他の主導的組織の取り組みを踏まえながら、弊社の活動が業界全体に及ぼす影響を最大限に高めることができます。」

WBCSDに参画することで、Crodaは約70の国内法人組織が持つグローバルネットワークと、目的主導型の他のCEOらとの連携から恩恵を受け、他社とは一線を画す幅広いネットワークを世界中に構築できるでしょう。

WBCSD代表でCEOのPeter Bakker氏は次のように述べています。「Crodaは持続可能性の分野で受賞歴があり、我々にとって重要な加盟企業です。WBCSDへの参画を通じて、自然に根ざした解決策の進展に貢献し、水に関する共同事業活動を推進してくれるでしょう。スマートサイエンスのアプローチを持続可能性に結びつけることで、Crodaは、システムを変革し、90億を超える人々がプラネタリー・バウンダリー(地球の限界)内で豊かに生きられる世界を実現するための重要な存在となるでしょう。