Smart science to improve lives™
クローダと事業提携

クローダと事業提携

イノベーションは多様な発想が集まってそれを推し進める場合に成功します。こうした理由で当社は常に業界の各パートナーと協力し、知見の共有を目指しています。こうした協働的アプローチは以下の点に有効です: 

  • より効果的で持続可能なソリューションをお客様に届けることができます。
  • 市場投入までの時間を短縮します。
  • 製品やプロセスの差別化を実現します。
  • 研究開発費を削減できます。

当社はお客様や見込み客の方々、また技術開発者の方々にとって選りすぐりのパートナーでありたいと考えています。力を合わせることで新たなサプライチェーンを構築し、破壊的技術を評価し、ソリューションをいち早く市場にもたらすことができます。お客様との協働では、非常に具体的なニーズに応えるイノベーションを生み出すだけでなく、さまざまな市場に応用可能なソリューションを創造することができました。

スマートパートナーシップ

持続可能なイノベーションは協働から生まれます。当社は「スマートパートナーシップ」を築くことでパートナーとの商業的関係を模索し発展させ、知識の共有と専門知識の活用を通じてお客様に利益をもたらしています。これには、当社の研究開発と商業ネットワークを用いることで新しい技術を開発していち早く市場に投入し、進展を加速させるといったことが挙げられます。 

学術界とのイノベーション

オープンイノベーション

優れたアイデアは実際にはどこからでも生まれることがあります。当社はこうしたアイデアがその可能性を発揮して市場に送り出せるよう、グローバルな協力の枠組みを構築しています。これには先進的な(or主要な)大学や学界、学生たちとの強い協働関係も含まれており、当社が開発する技術やソリューションを適切な市場へ確実に届ける上で役立っています。こうした方法によって、当社が供給を行う市場についての専門家の知識のほか処方や製品の応用など、世界クラスの知識や専門性、施設、設備を共有しています。

学術界や大学のスタートアップ、テクノロジー企業との協力により、お客様は新しいアプローチや原料によるメリットを得ることでよりスマートに活動することができます。これにより、消費者もこうした途切れることのないイノベーションのパイプラインから恩恵を受けることができます。

素晴らしい発想を持つ学術界や学生の方々へ

当社は常に新しいアイデアやスマートな考えを歓迎し、当社のお客様に性能上のメリットをもたらす新たな原料や、当社がより効率的かつ持続可能な方法で製品を製造するための新しい加工技術に関するコレボレーションにも積極的です。当社は2030年までに「Climate, Land and People Positive(気候・土地・人に対しプラスの影響を与える)」という野心的コミットメントを達成すため、以下のような技術分野での知識をさらに深めたいと考えています:

  • 精製
  • バイオテクノロジー
  • 炭素コストの削減
  • エネルギー消費量の削減
  • 水使用量の削減
  • プラントのスペース削減
  • 排出削減
新型コロナワクチンを受けている男性

ケーススタディ:代替ワクチンアジュバントの共同研究

2021年、当社はデンマーク政府の生命科学研究機関である国立血清研究所(Statens Serum Institute:SSI)と戦略的協力関係を結びました。

Crodas の化学者が顧客向けに調合している資料

事業内容

革新的で持続可能な成分の開発と提供は当社のビジネスの中心にあります。これらの成分は完成品のごく小さな割合に過ぎないこともしばしばですが、独自の性能によるメリットを実現することで違いを生み出すのがそうした部分なのです。

partnership with university of cambridge

ケーススタディ:ケンブリッジ大学、NiTech Solutionsとの共同開発

テクノロジーデザイナーのNiTech Solutionsやケンブリッジ大学製造研究所との協力により、当社はより持続可能な界面活性剤を製造する新しいプロセスを開発しました。従来、界面活性剤の工業生産は大型のバッチ反応器で行われることが多く、これではエネルギー効率が低く反応時間も長いという課題がありました。

研究の結果、NiTechが特許を有する連続式振動流バッフル炉技術を用いた新しいプロセスが開発され、当社の製造拠点の一つで試験が行われました。界面活性剤を製造するこの革新的で持続可能なソリューションは、従来のバッチ式から連続式反応への移行が可能になり、高い精度での混合やプラントのスペース削減を実現します。この技術を活用し開発し続けることで、さらなる持続可能性のメリットが期待されます。