新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対策
クローダでは、COVID-19が世界中で生み出している課題に対する 対策を行いながら、当社の皆さんを守りつつ、いつもどおりの事業継続を確保しています。以下では当社の皆さんの安全性を維持するために備えている事業継続へのアプローチやその他の手段について説明しています。
当社は社員を保護しウイルスの広がりを最低限に抑えるための手段を数々備えています。在宅勤務を行っている社員を引き続きサポートしており、また現地の法律が許す限り、衛生対策をさらに用意し、安全かつソーシャルディスタンスを保ってオフィスに戻れるよう支援しています。また現地のあらゆる安全基準をし、これをも上回って対応しています。当社が最優先するのは変わることなく皆さん全員の健康と安全なのです。
当社および各地のCOVID-19対策チームは、クローダグループの各拠点と協力して、社員の安全な職場復帰を計画し支援しています。現地の法律が許す限りにおいて、社員が安全に職場へ戻るよう支援するほか、在宅勤務の場合にも引き続きサポートを行うなどしています。当社の計画はクローダグループ全てにわたる各製造現場や拠点ごとに行う徹底したリスクアセスメントに基づいています。これらのアセスメントでは、潜在的な危険とそれに絡むリスクを軽減させるためにとる必要のある各ステップを特定して、社員の安全を確保するということを重視しています。また個人的事情も考慮しています。
当社は可能な限り当社の各拠点にわたって原材料の在庫を維持し続け、また必要に応じて特定の製品ラインではリードタイムを延長しています。欠品や物流の複雑さによって納品に影響が出る場合には、お客様に連絡を取り、密接に連携していきます。
当社の顧客対応チームがCOVID-19の流行を取り巻く最新情報に迅速に対応できるようにするため、当社では現地情報を常に把握し、お客様や現地当局と定期的に連絡を取っています。当社は不足対応プロセスにより、注文に影響を与えうる状況に引き続き対応します。これは、お客様の供給に影響が出そうな場合にお客様に直接連絡をとっていくということです。
当社の製造拠点やオフィス、研究所は現地の規制に従いながら業務を継続しています。必要に応じて、当社の社員の安全を確保する追加手段を実施しており、高いレベルのお客様サービスを継続しています。当社は事業継続計画を見直し、必要に応じて具体的計画を策定してきました。引き続き現地のあらゆる安全基準を遵守し、必要に応じてこれをも上回って対応してまいります。
当社は全ての製造拠点で原材料の在庫を備えています。当社のグローバルサプライチェーンチームは原材料供給に与える潜在的な影響を特定する活動を継続し、供給確保に向けた計画の整備を行っています。自社サプライチェーンの定期的な見直しを行い、これを継続的に監視して、必要に応じ緊急事態対応計画を整備していきます。また徹底した事業継続計画を備え、万一必要な場合には設置できるようにしています。
当社はCOVID-19のウイルス対応への監督と緊急事態対応計画に責任を有するグループおよび各地のCOVID-19チームを確立しており、これを通して状況の監視を継続しています。
これらのチームには当社の全業務・事業部門の代表者が加わっており、クローダ全体の連携と協調を確保しています:
- 各国における感染状況やWHOの指針、サプライヤーやサプライチェーンのリスク、感染防止の手段を積極的に監視。
- 社員の健康を守り、感染者や感染が疑われる者が必ず現地の指針に沿って治療と自主隔離を求めるよう、対応手順を伝達。
- 事業緊急事態対応計画をテストし、当社が供給と納品を確実に維持できるよう在庫を積み増し。
- 必要に応じて社員の皆さんが自宅その他の場所から自分の仕事を容易に継続できるよう、ビデオ会議システムを最大限活用。
- 当社の営業チームが個々の製品に関するお客様からの問い合わせに対応できるよう、最新情報を確保。
緊急事態対応計画に沿って、またグループおよび地域のCOVID-19チームに従い、当社は社員を守り、継続的な事業運営を保証することを重視し続けます。
当社はその拠点の全てにわたって社員を守り通常どおりに事業運営を継続するための様々な手段はもちろん、具体的な現地の指針に対応した拠点独自の手段も整備しています。これらの手段として、リモートワークをする社員の割合を高めたりするなどがあり、いずれもウイルスを拡散させる機会を最低限に抑えながら、勤務水準を維持しています。また原材料に対してはリスク軽減計画を備えており、これには良好な在庫カバー率や二次供給先の確保といった対応があります。流行が継続するなか、当社は引き続き原材料や在庫水準を見直しているほか、必要に応じて製品の移転も行っており、こうした監視活動はパンデミックの間中続けてまいります。